ブルーラジカル
「歯周病が進行しすぎて、もう抜くしかないと言われた…」
進行した重度歯周病の治療が難しいのは、歯と歯ぐきの間の深い溝(歯周ポケット)の奥に、細菌がバイオフィルムという強力なネバネバの膜を作ってしまうからです。
従来の治療では、このしぶとい細菌膜を取り除くのが困難でした。
当院が採用する「Blue Radical(ブルーラジカル)」は、この困難な状況を打開するために、日本の東北大学が開発した、非常に画期的な治療器です。
これは、従来の治療器が持つ限界を超え、重度歯周病をターゲットとした世界初の治療法として、その効果が大学による治験で実証され、国が認めた唯一の歯周病治療器です。
当院では、この科学的根拠に裏打ちされた革新的治療と、患者様と歯科医院のコミュニケーションを深める新時代のアプリ「ペリミル」を連携させ、重度歯周病の治療と、治療後の長期的な安定を目指します。
重度歯周病の治療、なぜ「今までの方法」では難しかったのか?
重度歯周病(ステージⅢ・Ⅳ)の治療が困難だった最大の原因は、深い歯周ポケットの奥に潜むバイオフィルム(細菌の強力なネバネバの膜)を、従来の治療器では完全に破壊・殺菌しきれなかったことにあります。
当院が導入した「Blue Radical(ブルーラジカル)」は、この従来の限界を打破し、「あなたの歯を一本でも多く残す」ことを目指す、革新的な治療法です。
従来の歯周病治療が抱えていた構造的な課題
| 従来の治療法(超音波振動のみ) | Blue Radical(超音波振動 + ラジカル殺菌) |
|---|---|
治療効果の不明確さ |
科学的根拠 |
殺菌力の限界 |
超強力殺菌 |
高い抜歯リスク |
歯の温存 |
心身の大きな負担 |
身体への優しさ |
東北大学が作った世界初の 歯周病治療器
ブルーラジカルは、日本の東北大学が、重度歯周病の治癒を目的に開発しました。
従来の治療器は、主に「歯石を物理的に取る道具」として開発されてきたため、特定の病気(歯周病)に対して、治療後の「歯周ポケットがどれだけ浅くなったか」といった明確な効果を証明する治験データがありませんでした。
ブルーラジカルは、「歯周炎のステージⅢ・Ⅳの患者」に対して「歯周ポケットの減少」に貢献することを、厳しい治験で証明しました。
この治験の結果、ブルーラジカルは、国が「重い歯周病に有効だ」と認めた唯一の治療器となりました。
従来の治療法にはなかった、高い科学的根拠に基づいたアプローチです。
バイオフィルム内の菌を「99.99%殺菌」
従来の治療法は、主に超音波の振動のみで歯石を砕いていました。
しかし、歯周病菌はバイオフィルムという強力なネバネバの膜(細菌のバリア)の中に潜んでいるため、物理的な振動だけでは、この膜を破って菌を完全に殺菌しきることが困難でした。
ブルーラジカルは、超音波振動に加え、画期的な「ラジカル殺菌技術」を組み合わせることで、従来の限界を超えた殺菌力を発揮します。
強力なダブル効果
超音波で歯石を砕きながら、同時に特殊な光と液体を使って強力な殺菌成分(ラジカル)を発生させます。
バイオフィルム内の歯周病菌を99.99%殺菌
この技術により、バイオフィルム内の歯周病菌を99.99%という高い確率で殺菌できることがわかっています。
物理的に器具が届きにくい深い歯周ポケットの奥の菌まで、しっかり処理することが期待されます。
化学療法の負担を軽減
従来の治療で不足していた殺菌を補うために必要だった、副作用のリスクがある抗菌薬の投与などを、回避または最小限に抑える可能性が高まります。
重度歯周病でも「抜歯を回避」できる可能性
重度歯周病の場合、従来の治療では歯周ポケットの奥の菌を完全に除去・殺菌しきれず、炎症が持続することで、歯を支える骨の破壊が進行し、最終的に「抜歯」が避けられないケースが多くありました。
ブルーラジカルは、強力な殺菌と徹底的な清掃により、歯周病の進行を食い止め、歯の温存に貢献します。
歯周ポケットの回復
治験により、ブルーラジカルを用いた1回の治療で、従来の治療法より歯茎の腫れを有意に減少させることが実証されています。
これは、歯周病治療の成功指標である歯周ポケットの減少に直接貢献します。
骨の破壊を食い止める
炎症の根本原因であるバイオフィルムを高い確率で取り除くことで、歯を支える骨の破壊の進行を遅らせることに貢献し、抜歯のリスクを大幅に軽減する可能性が高まります。
従来の外科治療に代わる「非侵襲的治療」(痛み・ダメージが少ない)
重度歯周病の場合、深いポケットの治療には、歯ぐきをメスで切開して剥がす外科的な手術(侵襲的な処置)が必要になることが多くありました。
これは、術後の痛みや腫れ、回復までの期間など、患者様の心身に大きな負担をかけていました。
ブルーラジカルは、メスを使わずに、小さな器具を歯周ポケットの中に入れて治療を行う「非侵襲的(ひしんしゅうてき)」なアプローチが可能です。
痛みが少ない治療体験
歯ぐきを切らないため、術後の痛みや腫れが大幅に少なくなることが期待できます。
患者様の身体的なダメージを最小限に抑えることを目指します。
組織を傷つけにくい
従来の外科処置や手動器具を使う治療と比べ、健康な歯周組織を傷つけるリスクを抑えながら、感染源であるバイオフィルムと歯石を効率よく処理できます。
早期回復と通院負担軽減
身体的なダメージが少ないため、回復がスムーズに進みます。
治療後すぐに日常生活に戻りやすく、通院の回数や期間の短縮にも繋がります。
「歯科医院と毎日コミュニケーションが取れる」新しい治療体制「ペリミル」
重度歯周病の治療は、医院での処置だけでなく、ご自宅での毎日のセルフケアが結果を大きく左右します。
「ペリミル」は、歯科医院がより身近に、あなたの生活に寄り添い、治療効果を持続させるためのサポートツールです。
治療内容・経過のチェック機能による透明性
患者様はアプリを通じて、自身の治療内容や経過をいつでも確認できます。
これにより、「何となく治療が進められている」という不安を解消し、ご自身の治療に主体的に参画することができます。
当院の自費専門の強みである「一人ひとりに丁寧に説明し、納得してから治療を始める」というプロセスを、デジタル上で継続的に補完します。
歯磨きタイマー、カレンダー機能による習慣化サポート
治療後の口腔内環境の維持には、正確なセルフケアが必須です。
アプリの機能により、毎日の歯磨きを正しく、決められた時間行うことをサポートし、新しい生活習慣として定着させる手助けをします。
歯科医院からのアドバイス機能
当院の経験10年以上のプロフェッショナルチーム(DR.DH.DT)が、患者様一人ひとりの口腔内リスクや治療経過に基づき、パーソナライズされたアドバイスをアプリを通じて提供します。
不安の早期解消
治療後の「少し気になる」といった初期の不安や疑問を、アプリを通じて歯科医院に相談できる体制が整い、迅速な対応が可能になります。
これは、治療の中断を防ぎ、長期的な口腔内の安定に寄与します。
まとめ:重度歯周病を諦めない—科学的根拠と個別ケアによる新しい未来
重度歯周病は、もはや「抜歯しかない」と諦める病気ではありません。
外苑前の当院が提供するBlue Radical治療は、東北大学による治験で効果と安全性が実証され、国が認めた唯一の治療器を用いる、科学的根拠に基づいたアプローチです。
私たちは、この革新的な治療法を通じて、以下の価値をあなたにもたらします。
科学的根拠に裏打ちされた、重度歯周病に対する明確な治療効果
超音波とラジカル殺菌による、99.99%の口腔内細菌の効率的な除去
副作用を伴う化学療法を回避できる可能性
「ペリミル」アプリによる、治療後の継続的なサポートと安心の確保
当院は、「歯を残す」という目標に真剣に向き合い、安さではなく品質と安全を最優先する方々に、最適な治療を提供します。
重度歯周病の治療でお悩みの方は、まずはお気軽にご連絡ください。
